身近な人と比べて焦っていた
しんどかった時期について
私は小学校高学年から日本舞踊に励んでいるのですが、なかなか結果を出せず悩んでいました。そんな中当時1年ほど付き合っていた彼氏に振られました。彼はスケートボードをやっていて付き合っている時からスケートボードに熱心に取り組んでいました。
しかし、別れてからはより大会などで優秀な成績を修め、テレビやネット記事で見かける機会が増えていき、目に見える形で自分とは別世界に行ってしまったことを実感しました。応援したい反面着々と実力を伸ばし更なる高みを目指して行く彼と結局何もかも中途半端で結果を出せていない自分と比べてしまいかなり焦りを感じました。
どのようにして乗り越えようとしたか
最初は何も成し遂げられていない自分を恥ずかしく思いました。いつも「どうせ」と考えてしまい、何にもやる気を出せませんでした。しかし、そのように悩んでいる時間にも周りに置いてかれて行ってしまっていることに気づき、まずは日本舞踊のコンクールなどで成績を修めるといった大きな目標ではなく小さな目標から取り組んでいこうと決意しました。
手始めに挑戦してみたのは勉強です。ちょうど中間テストが近く自分なりに勉強にルールを課せ、先生にたくさん質問をしたり、友達と放課後学校に残って勉強したりと自分から積極的に行動を起こしました。すると今までで1番の点数を出すことが出来ました。
また今まで部活には入ってこなかったのですが、新しいことにもチャレンジしてみようと思い、3年生ながらディベート部に入部しました。 もちろん新人部員なので全然戦力になることは出来ませんでしたが、みんなで協力して関東3位という結果を修めることができました。
現在はどうか
ディベートでは新しい世界を知ることができ、勉強においては一緒に高め合う仲間ができ「どうせ」と考えることが無くなりました。自分なりに小さな目標を都度持つことで充実した日々を送れるようになりました。
この経験から何を学んだか
他人が輝かしく見えてしまうのも、そんな人たちを見て自分は何もできていないと感じでしまうのもあたりまえです。 私も今まではテスト勉強なんて前日一夜漬けタイプで自分がどう頑張っても元から頭のいい人には勝てないと思っていました。
しかし、この経験を経て勉強の意味と楽しさをしれました。 ディベートなどを通して様々な人と関わるようになると自分の世界の狭さを知れました。 たくさんの人と触れ合うことで自分にしかできないことや自分がやることに意味があると思えるようになれます。
ぜひ自分から積極的に一歩を踏み出して行ってください。